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「厄介事も厄介事に巻き込まれてるよ...」
「んー、ならその教会を潰すか」
「どうしてそんな発想に至ったの?!」
「え?厄介なことに巻き込まれる→相手にするのめんどそう→よし潰すかって感じだけど」
「何なのこの人アグレッシブすぎるんだけど!!?」
「あははー、別のとこじゃ相当やんちゃしてたからねー」
「やんちゃしてたレベルじゃないのは何となくわかる」
「あ?バレた?」
「一体何をしてたの...」
「んー、男子10人の喧嘩を拳で終息させたよ?」
「...(怖いなこの人)まぁ、なるほど...?」
「あ、今一瞬怖いなこの人とか思ったでしょ」
「思考を読むのやめてほんとに怖いから」
「ごめんごめん...」
「で?教会を潰すとかって、ほんとにやるの?」
「え?もちろん、有言実行が私クオリティーだよ?」
「はぁ...なら、僕も手伝うよ、取締役としては、目に余る犯罪しかしてないからね...ただ、証拠を集めても揉み消されるから...どうしたものか」
「ん?簡単じゃん、ここは魔法とか使えるんだし、奴隷化して吐かせればいい」
「いやいや奴隷化って...そんな魔法簡単に出来るわけ...「できるよ?」
「は?」
「いや、私ならできるよ?」
「いやいや、来たばかりの新人が?」
「んー、なんかね?私の種族は人間なんだけど、その中では特に珍しい...奇跡人なんだってさ」
「奇跡人...?!?!」
「うん、だから...私ならきっとやれる」
「はぁ...教会のやつも運がないな...まさかこんなトンデモ女子が相手なんて...」
「トンデモ女子とか言うな」
「いや、トンデモだよ..,」
「どこがよ」
「教会を潰すとか言ってる時点で」
「あ、たしかに」
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