最後のメッセージから

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今は受験シーズン。 瑠衣(るい)は、受験を控えている大好きな蒼汰(そうた)に、励ましのメッセージを送ることにした。 瑠衣はスマホを取り出し、メッセージを打ち始めたのだが…… 送信してしまってから、やっぱりあんなこと書かなければよかった、なんて後悔することもしばしば。 いきなり入力するんじゃなくて、まずは下書きしよう。 そう思った瑠衣は、蒼汰への励ましのメッセージを考え、ノートに書いていった。 よし! いい感じに書けた! 瑠衣はスマホのSNSアプリを起動する。 ダイレクトメッセージの機能は、文字数の制限がある。 なので、瑠衣は先ほど書いた文章を細かく分け、何回かに分けて蒼汰に送信した。
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