ステイ

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ステイ

僕は、もうかれこれ、この星で31年間すごしていることさえも、忘れかけていた。 重労働の合間に汗を拭い、くたくたになった臭い体を風呂場で癒やす。 そんな時、こんな詩が出てきたりもする。 【暗闇のなかで入ることの恐ろしさよ オレンジ色の電球の温かさに本能と不条理とお湯をかき混ぜる 生ぬるいだけ】
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