1人が本棚に入れています
本棚に追加
少女と王太子の怒り
ユエ「兄弟が揃うと言うから、訪ねてみれば……(´ヘ`;)はぁ~」
シン「さすがに、呆れるぜぇ?」
ライラ「えぇ……シンの言うとおりです。」
第4王子ライラ=ヴァン・ルージュ、第五王子シン=ヴァン・ルージュ、第6王子ユエ=ヴァン・ルージュの三人は、兄達に呆れていたのでした。
(シン本来の姿)
(ユエ本来の姿)
(ライラ本来の姿)
シルバー「で?今回僕等をあの子が呼び出した理由は何?」
零「紅月様からは、教会の犬を殲滅するので、シルバー様に指揮を任せ、ユエ様には殲滅をと……伺っています。」
シルバー「ならば、リオには、部隊の守護を任せ、ライラとシンは二人でユエの援護を任せます。」
零は、静かにシルバーの指示を聞いていたのです。
リリア「何じゃあ?兄弟揃って密会とは、どうした?」
ライラ「伯父上……実は教会との戦争を我が国が決めたため、王太子以外の者が命じられました。」
リリア「な…なんじゃあと!?」
さすがのリリアでさえも、教会との戦争には、驚いたのでした。
マレウス「リリア、どうした?」
リリア「マレウス、ルーナ国が教会と戦をする事になってしもうた……勝算は無いが、シルバーが居るから大丈夫じゃろうが?」
マレウス「暫しの休暇をやろう。」
リリアは、マレウスの言葉に驚き固まったのでした。
最初のコメントを投稿しよう!