連還する記憶 ⑥

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限定不変の硬直した理想を実現すべく、限定不変の萎縮した理念のみを軸とするのはよしとしても、短軸で萎縮した回転翼の備えすらない貧相な一輪車で、この自由で広大な、多様な光と色彩に満ちた限りのない知性の宇宙を、いったい、どのようにして駆け巡ろうというのでしょうか?
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