後書き

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小説 私は誰⁉️(38)後書き 人間とは、人の間と書きます。 人間は一人では生活するのは、不可能と言っても良いと思います。 中には、無人島で生活し生還された方もいらっしゃいますが、 普通は考えられない事です。 人の間に絶対に欠かす事が出来ないのは、信頼です。 お互いの信頼が無ければ、全てを疑いながら生きて行かねばなりません。 人間とは、信頼関係から始まると言っても過言では無いと思います。 例えば、レストランに入った時に出される水を、いちいち疑ってはいませんね。 レストランのお店を信頼し、そのウエートレスを信頼する。 ところが信じる人や、信じる物を間違えば不幸になるのは、当然です。 ここが本当に難しく厄介な所です。 今回の小説に最終回を2パターン設けたのは、此のような事も考えられると想定したからです。  騙されない様に生きる事は、大変苦労しますが、 人を騙さずに生きる事は、自分の心掛け次第で実行出来ます。 全ての人が、人を騙さない事を心掛けていく事が出来たならば、 犯罪が無くなる様に思うのは、私だけでしょうか? 人を騙して、自分だけ徳すれば良いという考えから脱却し、 全ての人々が平等に幸福になって行こうと言う思想が 広まって行ったならば、人間は安心して暮らす事が出来ると思います。 そして、その思想が世界中に広まれば、戦争も無くなる様な気がします。 此の様な事を考えながら、今回の小説を書きました。 ご精読有難うございました。 尚、冒頭のプロローグは僕の名前所轄孝明を読みいただいた方ならお分かりになると思います。 此の小説 私は誰⁉️も 「僕の名前は所轄孝明」の続編です。
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