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【──それは、とある連休の初日の事じゃった。
月並みながら、お爺さんは山へ鹿狩りに、お婆さんはコインランドリーへ洗濯に出かけておったそうじゃ…】
さて、賢明な読者諸賢には既に自明の理ではあろうが、これより現代猟師夫婦の何らかのお話が始まる事はない。冒頭の一文以外はほぼほぼ嘘偽りの事柄である。単に脳内で思い付いた由無し言をそこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれな感じと云えばご理解いただけるだろうか?
付随して理由を挙げるなら、
①私は結婚していない。したことがない。その前に相手が出来そうな可能性の痕跡が無い。何て現実世界は厳しいのだろう。異世界転生なり転移すれば何とかなるだろうか?(反語表現)
②日常的には語尾に“じゃ”は付ける事がない。知人との取り留めないおしゃべりで流用したりするくらいで、まず使う事はないのだ!
まあ、それはそれとして話を本筋というか本来述べるべき処に戻す。戻せるかな? 取り敢えず、チャレンジの精神を忘れないようにしよう、そうしよう。
私と友人2人(友人関係以外の何者でもない。ん?…友達だよね、私達って…たぶん…オデタチトモダチ…)の計3人は数ヵ月前から、『そうだ連休を利用して旅に出よう!』と盛り上がりに盛り上がりまくった結果……いやまあ、そこまで盛り上がりはしていなかったのだが、そこそこの盛り上がりを持続しながら今日のための計画を着々と進行し、取り立てて問題なく当日を迎えたと云う訳である。ご清聴ありがとうございます。
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