中国との外交に関する記述

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正始元年、太守弓遵遣建中校尉梯儁等、奉詔書印綬詣倭国、拝假倭王、并齎詔賜、金帛、錦罽、刀、鏡、采物。倭王、因使上表答謝恩詔。 「正始元年、太守の弓遵は、建中校尉の梯儁らを派遣して詔書や印綬を持ち、倭国に拝謁して倭王に假授し、金や銀、錦罽、刀、鏡、その他の貢物を贈った。倭王はそのお礼として、詔書を提出した。」 其四年、倭王復遣使大夫伊聲耆、掖邪狗等八人、上献生口、倭錦、絳青縑、緜衣、帛布、丹、木□、短弓、矢。掖邪狗等、壹拝率善中郎将印綬。 「その4年、倭王は再び使いを派遣し、大夫の伊声耆と掖邪狗を含む8人が生口、倭錦、絳青縑、緜衣、帛布、丹、木綿、短弓、矢を献上しました。掖邪狗たちは率善中郎将の印綬を受け取りました。」 其六年、詔賜倭難升米黃幢、付郡假授。 「その六年、詔が下り、倭の難升米に黄幢が賜わり、これを郡に付与し、假授とされた。」
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