焼き討ち

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お力の方様は部屋で侍女たちと呪術書を読んで試していました。 「足腰立たなくする呪完了!次は肥えて動けなくなるようにする呪とふたえをみえにする呪。あはっ!楽しい!」 「私はくさいにおいがする呪をおかけいたします。」 と清山様。 「よいよい。どんどんかけてしまえ!」 呪は効いて志麻子様はみえになられました。 「なぜこのような目に!」 と目をこすりふたたび鏡を見ました。 「御台様を側室たちが呪っております。色情霊のにおいもいたします。」 と鶴見様。 「色情霊!?側室の分際でいい度胸じゃ。こらしめてやる!」
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