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🩸謎の飛行生物🩸
はあ~!仕事、やぁあっと終わったわぁ~!
今日もbar SILENT NIGHTで
仕事終わりの1人呑みをしてる。
わたし
夏空 陽茉莉
「ねえ、ママ~!聞いてよ!
今日もあのハゲがね、上司宛の
電話だったのに変わってくれなくて
タバコを吸いに逃げちゃったの!
あのハゲ、いつもいつもなんなんだろう!」
バーのママは細いタバコを
ふかしながら、苦笑してる。
バーのママ
「ふー…そうね、やっぱり
めんどくさいのかしら…
でも、逃げるってのは良くないよねぇ…」
わたしは、ほろ酔い気分で
ストロベリーサワーを呑みつつ
鶏肉のニラ炒めを食べる。
わたし
夏空 陽茉莉
「そうだよね!
ママ、ほんと聞きじょうずぅ~♪」
ママは恥ずかしそうに笑ってる
バーのママ
「やぁだもう!うふふふ…」
LU LU LU…
わたし
夏空 陽茉莉
「ん、でんわだぁ~!」
ママは電話に出た。
バーのママ
「は~い、bar SILENT NIGHTです~
あら…明日、貸し切り?
はい、はい…分かりました
ええ、もちろん…はぁい!
それでは~失礼いたします。」
ママはタバコを吸い終わり
灰皿に押しつけて消した。
わたし
夏空 陽茉莉
「聞こえちゃった~!
明日、貸し切りになるんだね♪」
ママは嬉しそうな顔をしてる。
バーのママ
「そう!いつもの常連さんでね…
彼はとある大企業の、社長さんのご子息なの!
玉の輿に乗りたくて誘惑してみたりしたん
だけど、冷徹だから…つれないのよねぇ…」
ママは苦笑しながら、ため息をついた。
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