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魔王様の憂鬱
フハハハハハハ、よくぞ生き残ったな、弱き者よ!
つまりは貴様が最後の一人、というわけだ。
ふふふふ、震えているのか?恐ろしかろう?
なんせ、貴様の仲間は全てこの魔王が喰らってしまったからなぁ。
大層美味であったぞ、貴様の同胞たちの血肉は!
もう貴様に頼れる仲間は一人もいない。
武器もなく、か弱い抵抗さえままならない。
我の気まぐれで、いつでもその命を散らせることが出来るというわけだ。
最後に命乞いでもしてみるか?
愉快な言葉を聞かせてくれたら、我の気も変わるかもしれぬぞ?さあ、言うてみるがいい。
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