3・デート、ではない?

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 わたしの不安をよそに、車はどんどん都心から離れ、中央高速に乗って、郊外に向かっていく。  やっぱヤバくない?  わたしは怖くなってきて、もう一度尋ねた。 「ねえ、教えてくださいよー。どこに行くか」  先生はミラーを通して、わたしを見た。 「そうだな。ヒントは梅谷の仲間がたくさんいるところかな」  わたしの仲間?  女子高校生が集ってるところってこと?  あー、ますますわからない。  車は国立府中インターで一般道に下りた。  ふと横を見ると、ラブホテルの派手な看板が。  えー、まじでどうしよう。  も、もしもホテルに連れ込まれたら。  そうだよ。先生が変態ロリコン教師って可能性だってあるわけだし……    しかも仲間がたくさんって言ってたから、つまり、女子高生と変態のつどい的な……  いやーっ!  そんなところ、死んでも行きたくない!   
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