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「いたっ…なにすんのよ!!」
「絵理!?」
「絵理ちゃん…!」
「あんたねっ」
桃色の髪をした子と同じ様に突き飛ばして尻もちを突かせた。
「まだ、土の上だから痛くないでしょ?」
「そーいう問題じゃないでしょ!?」
裏庭だから、当然あたしたちの光景が
見えていて部活行く人や帰る生徒たちが
ざわざわと騒ぎ出した。
立ち止まってあたしたちをみる人もいれば、
ローカから見ている人たちもいて、
奴が見ていることなんて気付かなかった。
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