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みんな、委員会ってなると凄く嫌そうで
自分には関係ないとか思ってる感があるあるだな。
「じゃ、いないんだったら
俺が決めるから後でグチグチ言うのなしなー」
うっ…1番嫌なパターンじゃん。
「俺の授業をいつも寝ている奴がいるから
1学期の副委員長は若葉で決定だ」
突っ伏して寝ていた若葉が顔を上げた。
「…なんで俺なの。」
「寝てるからだろ~
次は~…女子だな。
誰がする?」
「先生っ、若葉が副員なら、あたしが委員長になるわ!」
「あたしもあたしもー!!」
「若葉モテモテじゃん」
女子みんなが席から立って自ら自分に立候補をしていた。
先生はきっと分かってやっているな。
「女子は……よし、枢木 翼」
「「「は???」」」
「っ!?」
女子は、あたしに目を向けて睨みに睨んでくる。
「委員長は、枢木 翼に決定だな。
2人共前に出て自己紹介しろ?
ほら、みんな拍手」
若葉は気怠そうに教壇にたって。
「逢咲 若葉あいらわかば。」
「枢木 翼です…」
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