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 居酒屋でチャラ男と飲んだ後、予想通りホテルへ直行? 嫌がる彼女の足元はフラフラで、ちょっとちょっと! もう仕方がないわね……。 「嫌がってるでしょ!」  私はチャラ男の腕を掴みました。 「何だ、ババア! 離せよ!」 「バ、ババア? 私は……け、警察です! 最近あなたみたいな男がウロウロしているっていう通報があったんです! なのでパトロールを……」  勿論ウソです。速効、チャラ男は消えました。  彼女は一気に酔いが冷めたのか、その場で座り込み、「ううう……」と泣き出して……。  近くの公園で、私はこの女性と話をしました。  彼女は二十歳の女子大生で、予想通り気まぐれな彼に振り回されていたよう……。  私は、彼女の気が済むまで話を聞きましたが、そんな時「別れちゃいなさい」とか「他にもっといい男がいるわよ」などとは言いません。色々な女の子の恋バナを聞いていますが、そんな言葉はあんまり効果がないもの。私は彼女にさり気なく、イメチェンを勧めます。 「巻き髪に可愛いワンピース姿のあなた、とても素敵よ」 「カレシもね……いつもそう言ってくれるの……」
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