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【フェアリーらよ。我らの力を使って、王国を維持しようとしていたが……安心なさい。世界樹の力が戻りつつある今……加護は充分に循環するでしょう】
『『『ほんと!?』』』
落ち着いてきたフェアリーらは……泣きそうな顔でいたよ。
余程……この国の安否を大事にしていたのだろう。
【ええ。さあ、ミザネ。私に触れてください】
「……そうだね」
レインがいつ起きるかわからないし……追いついてくる人間らもここに辿り着くかもしれない。
だから……私は少し急いで、聖樹石に触れたよ。
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