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石に意識を向けている私達を……完全に敵と認識している。
ここは、フータはどこかで隠れてもらうしかない。
私も初めての殺生をせねば……と覚悟していたのだが。
『ぼ……くも!』
地面に降りたフータも、瞳を輝かせてやる気に満ちあふれていた。
「……フータ、戦える?」
『や……って、みる。魔法……でこおら、せる!』
「そうか!」
フータには、属性が二つあるのだった。
それなら……と、私達は三手に別れて、突撃を始めた!!
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