第20話 天神様と最初の石①

3/3
前へ
/243ページ
次へ
 石に意識を向けている私達を……完全に敵と認識している。  ここは、フータはどこかで隠れてもらうしかない。  私も初めての殺生をせねば……と覚悟していたのだが。 『ぼ……くも!』  地面に降りたフータも、瞳を輝かせてやる気に満ちあふれていた。 「……フータ、戦える?」 『や……って、みる。魔法……でこおら、せる!』 「そうか!」  フータには、属性が二つあるのだった。  それなら……と、私達は三手に別れて、突撃を始めた!!
/243ページ

最初のコメントを投稿しよう!

164人が本棚に入れています
本棚に追加