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小さい頃。
私は小さい頃から、ずっと自分はおとこのこだと思っていた。
でも、ある日。
幼稚園のはじめてのプール開きの日だった。
男女で分かれる着替えのとき。
私は迷わずおとこのこの方へいくと、誰かに腕を掴まれる。
先生だった。
「あなたは女の子でしょう?こっちにきなさい。」
自分は、おんなのこだと知らされた。
それから私は自分の事を隠し続けた。
そして、きっぱりと性別を決めた。
俺は男の子。
もう、女子にはならない。
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