小さい頃。2

1/1
前へ
/13ページ
次へ

小さい頃。2

俺はずっとおんなのこだと思っていた。 スカートが大好きだったし、仮面ライダーよりも、プリキュアに 興味があった。 とにかく、可愛いものが大好きだった。 自分は、好きな子がいた。もちろんおとこのこ。 ある日、その子にこう言われた。 「オカマはくんな。」 その日だけ、私の性別は消えた。 それからは、「」として生きることに決めた。 もう、男には戻らない。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加