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「・・・、すいません・・・。今日は、このぐらいで止めときます・・・」
「う、うん・・・」
離れると、2人で急に恥ずかしいような気持ちになって、少しの間、お互いにそわそわとした。
と、彼が私の髪に手を伸ばし、優しく撫でてくれたから、応えるように、私は彼に視線を向けた。
ーーー目が合うと、彼は、私を愛おしむように微笑んで。
私の胸が、また、大きく高鳴っていく。
「・・・じゃあ・・・、そういうことで・・・。これから、よろしくお願いします」
「・・・うん・・・。お願いします・・・」
言い合って、お互いに、はにかむようにうつむいた。
静かな時間に、甘い余韻が流れてく。
そして彼はもう一度、私に約束のようなキスをした。
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