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告白(詩)
駅のホームの雑踏で 今、こんなことを考えています
僕には妻と子どもがいる
けれどもこれまで人を愛したことはない
僕には妻と子どもがいる
けれども今、真剣に 君のことを見つめている
僕には妻と子どもがいる
けれども今、真剣に 君のもとへ踏み出したいと思っている
僕は雑踏に背中を向け 反対側のホームへ行こうとしました
信じてほしい
そのときは本当に そう思った
いつもの時間にピッタリと いつもの場所に列車が入ってきたとき
僕は迷うことなく その列車の雑踏に吸い込まれていった
僕には妻と子どもがいる
だから一生､人を愛さずに生きていく
↑イラストは魔界姫さんです。
↑イラストは魔界姫さんです。
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