世界一嫌いな言葉

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世界一嫌いな言葉

春。桜。 私が世界一嫌いな言葉。 私の初恋の相手で彼氏だった[天野祐大(あまのゆうだい)]は一年前の春に神隠しにあった。 彼は私をとても好きだったようで「すこしでもいいから、一日でもいいから」と言った。 初めは仮、練習のつもりだった。 嘘を吐くのが下手で、笑うとえくぼができる。そんな可愛らしい貴方に、私は密かに恋心を寄せていました。なんて言えるわけもないまま、君は消えてしまった。
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