ずっと忘れられない sideL

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 そういって、ブリスは怒りながらその場から立ち去っていった。  叩かれた頬はじんじんしてかなり痛みがある。これくらいの別れ、ちゃんと覚悟していたから痛くも痒くもなかった。  美玲の気持ちが僕に向いてるなんて確認もないのに、勢いでこんなことをしてる自分はマヌケなのかもしれない。
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