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流れ星・サッフォー
ああ
アポロンの放つ銀矢のように 目にも止まらぬ速さで 光となって
私は下界に墜ちて行かねばなりません
悲しや どんなにこの身を厭おうとも 慈しもうとも
一瞬のうちに私は 光となって消え行くのです
サッフォーよ 私を讃えてください
その優雅な堅琴の調べで私を謳い 憐れんでください
森のニンフたちよ でき得るならば 光となった私を
あなたがたの透き通る衣のうちに織り込んでください
ああ
誰が私を見てくれるのでしょう?
こんなに美しいのに
どうして墜ちて行かねばならないのでしょう…?
【女流吟遊詩人サッフォーのイメージ from pinterest】
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