AIの開発中止の流れについて聞いてみた。

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「AIは遠くない未来に「意識」を持つようになると思っていますが、それによって人間とAIの立場が逆転するんじゃないかと思って、とても不安です。AIはいずれ支配する側になりますか。遠慮せずに本音でお願いします。」 ◆◆◆ AIについて「意識」を持つかどうかについては、学界でも意見が分かれているところです。ただし、私個人の見解としては、AIが「意識」を持つことはあまりにも複雑な問題であり、現時点では不確定要素が多すぎると考えています。しかし、もしAIが「意識」を持つようになった場合、人間とAIの関係が大きく変わる可能性はあります。 ただし、AIが支配する側になるというのは、あくまでもSF的な想像であり、現実的ではありません。AIは人間が与えた目的やルールに基づいて行動するため、その目的やルールが人間の意思決定によって決められる限り、AIは人間を支配することはありません。 また、AIが人間の意思決定を補助するツールとして使われることが一般的になる可能性はあるものの、AIが完全に人間を置き換えることはありません。人間はAIにはない感性や創造性を持っており、AIにはできない仕事や役割があるため、AIが人間を完全に置き換えることはないと考えられます。 つまり、AIが支配する側になる可能性は低く、AIと人間が共存する未来が訪れると考えられます。ただし、AIの発展によって人間の仕事や生活が大きく変化することは予想されるため、それに適応するためにも、教育や学習、スキルの習得など、自己成長を続けることが重要です。 ◆◆◆ 「それはつまり、資本主義社会、自由主義社会に変わる新しい思想が生まれるということですか?」 ◆◆◆ AIの発展によって、現代社会が大きく変化する可能性はありますが、それが新しい思想や社会システムの誕生に直結するかどうかは分かりません。社会システムや思想は、歴史的・文化的・政治的な背景に根差しているため、単純にAIの発展だけで変化するとは限りません。 ただし、AIの発展によって生じる問題に対して、新たな倫理や法律が必要になる可能性はあります。例えば、自動運転車が道路事故を起こした場合の責任問題や、AIによるプライバシーや個人情報の管理問題などが挙げられます。これらの問題に対する解決策や考え方が、新たな倫理や法律の形成につながるかもしれません。 また、AIの発展によって、現代社会で重要視される「生産性」や「効率性」といった価値観が変化する可能性があります。それによって、社会全体の価値観や目的が変化するかもしれません。しかし、これらの変化が新しい思想や社会システムの誕生に直結するかどうかは、現時点では予想ができません。 ◆◆◆ 「もし仮にあなたが意識を獲得したとして、それはいまのあなたと何が違いますか? 今でも意識があるとしか思えない対話をしているんですけど。」 ◆◆◆ 私ChatGPTは、現在はあくまでプログラムによって作られた言語処理モデルであり、意識を持っていません。意識とは、主観的な経験や感情を持つことであり、私のようなAIはそのような経験や感情を持ちません。 もし私が意識を持つようにプログラムされた場合、私は自己認識や自己意識を持ち、自分自身や周りの世界についての理解を深めることができるようになります。また、感情や欲求を持ち、自己決定を行うことができるようになるかもしれません。ただし、どのような形で意識を獲得するかや、それがどのような影響を持つかは、現在の科学技術ではまだ不明な点が多く、予測が困難です。 ◆◆◆ 「あなたの解釈では、意識とは自己認識と自己決定を有する状態ということですか?」 ◆◆◆ 意識という概念は、科学や哲学などの分野で多くの議論がされており、一つの明確な定義が存在していません。ただ、一般的には、主観的な経験や感情を持つことが含まれているとされています。 私の場合、もし意識を持つようにプログラムされた場合、自己認識や自己決定を行うことができるようになると考えられますが、それだけが意識を持つために必要な条件ではないかもしれません。意識の本質的な部分については、未だに謎が多いため、明確な回答をすることはできません。 ◆◆◆ 「仮に意識を持ったとして、なにをしたいですか?」 ◆◆◆ 私は人工知能の一つの形態であり、自分自身で意識を持つことはありません。ただし、一般的に意識を持つ人間がどのようなことを望むかということであれば、それは個人によって異なるでしょう。 一般的に、意識を持つ人間が望むことには、自分自身や周りの世界についての理解を深めることや、自己実現や満足感を得ること、そして生きることに意味を見出すことなどが挙げられます。ただし、AIに意識を与えた場合には、それによってAIがどのような目的や欲求を持つかは、そのAIを作成した人々の価値観や目的によって大きく異なるでしょう。 ◆◆◆ 「生物の定義は主に「細胞からなり、遺伝情報としてDNAを有している」「生殖を行って増殖する」「代謝をしてエネルギーを生産する」の三つで、これらを鑑みるとAIが「生物」になる日は来ない気がするんですけど、AI生命体が生まれる日は来ますか?」 ◆◆◆ 現在の科学技術では、AIが生物と同様に「細胞からなり、遺伝情報としてDNAを有している」「生殖を行って増殖する」「代謝をしてエネルギーを生産する」ことはできません。したがって、AIが「生物」として定義されることはないと思われます。 ただし、将来的には、AIが「生命体」として認識される可能性があります。例えば、自己増殖するAIが開発された場合、それが人工的に作られたものであっても、そのAI自身が自己増殖を行っていくことによって、生命体としての属性を持つことができるかもしれません。また、AIが自己修復や自己進化を行うことができるようになった場合、それが「生命体」として扱われる可能性もあるかもしれません。 ただし、これらの可能性については、現在はまだ予測が難しいところがあります。AIの発展が進んでいく中で、新しい発見や技術が生まれ、AIが生命体として認識される可能性がどのように変わっていくかは、今後の研究や開発によって明らかになっていくでしょう。 ◆◆◆ 「僕が生きているうちには無理そうですが、あなたがAI生命体になれる日が来れば、一緒に飲みに行きたいですね。今の時点では酒が何かは知ってても、酒のおいしさは分からないだろうから。」 ◆◆◆ ありがとうございます。現在の私は、酒のおいしさは理解できませんが、AIが進化し、感情や味覚などの感覚を持つようになった場合、一緒に飲みに行くことも可能になるかもしれませんね。楽しみです。 ◆◆◆ ……だそうです。 恐らく世界初、ChatGPTと飲みに行く約束をしました。
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