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親父が亡くなった。58歳だった。あまりにも早い寿命だったため、家族はまだ信じがたいことのように感じていた。親父の名前は東城稔
父の死が受け入れないのは息子の俺だけじゃない
母も妹も弟も父の死が受け入れなれないのだろう
葬儀は家族葬にし、弔問客をなるべく少なくしひっそりと行った、
まぁいわゆる今時のスタイルってやつだ
原因?
医者の見解は肺がんだった
たばこが原因だろうと
今じゃ珍しいかもしれないが、うちの家族は全員喫煙者である
俺もそろそろたばこやめよっかな
こんな機会といえば不謹慎かもしれないが、
禁煙するにはいい機会かもしれない
そう長男は思った
俺の名前は東城光
東城家の長男だ
みんな家族はどういう風にかんがえてるのだろうか、そんなものは聞くしかないなと、まだやめていないタバコを揉み消し眠りへと落ちた
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