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初めての 秋田の里は 雪また雪         ほかには何も なくて候 見ず知らず ゆかりも知らぬ 人のため       灯篭揚げる 人のやさしさ シゲさんの 言葉は何も わからぬが     温もりだけは 伝わってくる ばあさんは 容赦も知らず こき使う     雪かきなぞは お初なりけり 雪下ろし 屋根の上は 目もくらむ    飯のためなら やるしかないが 今日も雪 雪雪雪と 格闘し     あっとゆう間に 七草過ぎて また、雪が 降ってるらしい 痛む腰     大事にしてや また便りする   2010-01-03 22:19:39
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