最強戦士 ナービィス NO.1

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「おはよう、みく」 私は、自転車のハンドルを握っていた右手を離して大きく振った。 「おはよう、ふう。危ないぞ」 とみくは言い、2人並んで自転車を漕ぐ。 「おはよーう」 と先に2人並んで待っているゆりが、大きな声で私達に向かって言う。 「おはよう」 私も大きな声で言って、2人と合流した。 「おはよう」 とやすのは言い、 「ふうとゆりは、朝から元気でいいね」 と言うと、 「恥ずかしくて仕方ないよ」 とみくは、私とゆりを見て言った。 私達4人は、小学校から高校までずっと一緒だった。 何をするにも4人でいつもやっていて、気心がしれていた。 「パパからだ」 とやすのは、携帯を手に取り、送られてきたメールを見て、 「学校終わったら4人で研究所来れる?って言われたけど大丈夫?」 と聞いてきた。 「なんだろう?」 とみくがやすのに聞くと、 「理由は書いてないんだ」 とやすのは答えた。 「珍しいよね」 とゆりは言い、 「ふう、なんか悪いことした?」 と聞かれたので、 「するわけないじゃん」 と私は両手を大きく振りながら言い、 「私は大丈夫だよ」 と言った。 「私も」 とみくとゆりも言ったので、 「何か分からないけどごめんね」 とやすのは言って、 「分かった」 とメールを送った。
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