最強戦士 ナービィス NO.1

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ナービィスの頬を一筋の涙が流れ、私達も泣いていた。 「許せない奴だ」 とみくが言い、 「地球に来た私は、国から勉強に来ている国民から情報をもらい、ここにやってきました」 とナービィスは、涙をハンカチで拭いて言った。 「えっ、地球に勉強に来ている人がいるの?」 とやすのが聞くと、 「はい。たくさんのシギリア人が来ています。特に日本は、技術が優れているので一番多いです」 とナービィスは答え、 「シギリア国には、代々国が危機を迎えた時に使うようにと伝わる物があります。  それがこちらです」 と言って、私達の前に金色に光る丸いケースを4個置いた。 「これは?」 と私が聞くと、 「こちらの中に最強戦士と呼ばれる私と同じ名前のナービィスというロボットが入っています」 とナービィスが答えると、 「この中に?」 とみくがびっくりして聞くと、 「はい。  こちらを空に向かって投げるとロボットが現れるそうです」 とナービィスは答え、 「ただ乗り込む4人の心が1つにならないとロボットは現れません」 と言った。 「攻撃をうけていた時も試してみたの?」 とやすのが聞くと、 「はい。やっていたのですが駄目でした」 とナービィスは答えた。 「それでなんだけど」 とやすののお父さんは言ってから、 「ナービィスからこの話を聞いた時、私の頭の中には君達がぱっと浮かんだんだ」 と言った。
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