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「私達?」
と私が聞くと、
「そう。君達は、小さい頃からとても仲が良く、何をするにもいつも一緒だからね」
とやすののお父さんは答えた。
「でも、こういうのって男の子が乗るでしょ」
とゆりが言うと、
「今の時代、男女平等だから」
とやすのが言い、
「ねぇ、やってみようよ」
と私が言うと、
「みんな、やろう」
とみくが言った。
「ありがとうございます」
とナービィスは、頭を下げ、
「ここに数字が書かれていて」
とナービィスは、丸いケースの蓋に書かれている数字を指差し、
「1は刀
2は弓
3は格闘
4は頭脳
のロボットと伝わっています」
と言うと、
「ちょうどいいね」
と私は言ってから、
「私は、剣道やっているから1でしょ
みくは、弓道やっているから2
ゆりは、ボクシングやっているから3
やすのは、学力優秀だから4」
と言うと、
「それでいこうよ。
試してみてもいいの?」
とゆりが聞くと、
「みんな、ありがとう。
それじゃ、早速やってみよう。
場所を変えようか」
とやすののお父さんは、ナービィスに目配せして
立ち上がった。
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