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助けが来たと思ったが鍵?いつ掛けた?お茶を断った後…彼が座る前?頭は勝手に動くし、体は全力で抵抗し、焦りもあって汗ばむ。
「川俣音生、開けなさいっ。警察だっ」「鍵っ」
複数の声がするけど…警察?城田先生の助けが遅いと焦っていたんだけど…どうなってるの?
警察と聞き自棄になったネオは私から離れるどころか胸を口に含んだまま、バタバタするうちに捲れ上がったスカートの中に手を入れるとショーツのクロッチの横から指をグイグイと私の中へと押し込んだ。
「ぃや…ぃ…たいっ…」
と同時にたくさんの声と足音が聞こえて私からネオが離れ、私は何かに包まれた。
「遅くなってごめん、星乃さん…ここまで…ごめんな…」
「…先生…遅かった…ですね…」
「ごめん。途中で警察の域だと判断した。勝手な判断だが…それで遅くなった…」
「警察の域…それもそうですね…」
私はこの部屋に来る前に、城田先生の部屋を訪れていた。
「離れてください。あ、掛けてあげている上着はそのままで。こちらに毛布もありますが、とにかく離れてください」
女性警察官の声で私から手を離した城田先生は、すぐに後ろで男性警察官に何かを聞かれている。誰もがこちらに背を向けるように立つ中で私は女性警察官にケガを聞かれ、救急車も到着したと告げられた。
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