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桜の花というものは、とても美しい花だという。
卒業、始まり。幾年も繰り返してはまた花開く。
どこかの国の人々は、この平和な花がつく木を羨んで生きているかもしれない。
一方で、桜についての薄汚れた話も多くある。
例えば、血に塗れた戦争の話。
新たな問題の数々。
教育で取り上げられているから、ほとんどの人が知っているだろう。
ただ、忘れないでほしい。
今ある現実は、先人によって作られた。
積み重なった花びら。その上に、我々は立っている。
それを受け継ぎ、伝えていきたい。
ただ無駄に散るのではなく、道を、足場を作っていく。
そんな気持ちを広げていきたい。
それが、私が出した答えだ。
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