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すず「ちょっと待って!」
あがくすずをイカは気にすることなかった。
すず(てかてか、イカって人間食べるっけ!?)
そのとき、私たちを黒い影が覆った。
私が見あげようとした瞬間、
両足でイカの頭を踏んづける。
衝動で私を縛っていた足はとけた。
人間、だと思うけど、顔は太陽の逆光で見えない。
わたしが考える間もなく、それはすごいスピードで移動して、
イカの足をもっている剣で全て切っていった。
するとイカから黒い雲のようなものがもくもくと出できて、跡形もなく消えた。
イカは普通の海辺にいるような大きさになった。
驚いている私にその人がやってきた。
?「大丈夫か……??」
その声でわたしは我に返った。
すず「…あ!いえ、ありがとうございます」
?「ならいい」
あらためて見たけれど、わたしと身長は同じくらい。
大きな剣を腰に吊るしている。
すず「あなたは……?」
?「俺は︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎じん︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎。海賊だ。」
そう言って指さしたのは、少し遠目の場所にある、
大きな船だった。
ーーーえ、海賊!???
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