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「良かったね」と優しく微笑む男の子。
「あ!ありがとう。僕、尚弥」
「僕はルイだよ」
「これ。りんご飴あげる」
大好きりんご飴をルイに差し出す。
「いいの?」
「うん」
「ありがとう」
ルイの笑顔に尚弥は何故かドキドキして顔が赤くなる。そんな尚弥の頬にルイは誰も見ていないのを確認して頬に軽くキスをする。
「じゃあ僕はもう行くね、バイバイ尚弥!」
ルイは駆け足で去って行く。
尚弥はその姿をずっと見つめていた。
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