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「俺も今の所デートの予定はないかな。尚は?」
「俺も特には」
「実は叔父さん夫婦が小さな旅館を経営してるんだけどね、泊まりに来ない?って誘ってくれたの!」
「でも旅館なんて高いんじゃないですか?」
「そう!なかなか人気の旅館なんだけどね、たまたま空きが出たんだけど」
ニヤリと花音が笑う。
「叔父さんが腰痛めちゃって、食材とかの運搬を手伝ってくれるなら、宿泊費に食事代もタダで良いよって!!」
「僕、手伝います!」
「尚はどうする?」
「んー?まぁ特に予定は無いし、たまには旅館に泊まるって楽しそうじゃん」
潤は花音の誘いは断るはずは無いし、尚弥も意外と乗り気である。
「ルイ君は?」
花音の問いかけにルイも「オッケー」と答える。
「じゃあまた詳しく決まったら連絡するね!」
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