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「龍二・・・っ!」
龍二があたしの首筋を舐めてきて・・・
「それ、感じてるだろ。」
「ちがう・・・っ!」
「違わねーだろ・・・。」
「違うよ!!」
慌てながら強くもう1度答えたのに、龍二の手があたしのブラウスの中に侵入してきた。
「なにしてるの!?」
信じられないことに、龍二がブラウスの中に手を侵入させてきている。
「ここまできたら一緒にスッキリするしかねーだろ。」
そんなバカな発言をしながら、あたしの身体をゆっくりと撫でてくる。
その手を掴むけれど龍二の大きな手はビクともしない。
そうこうしている間にブラジャーのホックにまで手が伸びてきて・・・
あたしは・・・
龍二のオデコに、頭突きをした。
「いっ・・・てぇ―――っっ!!」
龍二がオデコを押さえているけれど、あたしも自分のオデコを両手で押さえる。
「あたしだって痛い!!」
「頭突きとか何考えてるんだよ!?」
「自分が悪いんでしょ!?」
そう叫び急いで乱れた制服を整えていく。
「こういうことってスッキリしたいからするものじゃないでしょ!?
龍二こそ何考えてるの!?」
あたしの叫びに龍二は静かに立ち上がり大きな背中を向けた。
「他にどんな理由があるんだよ?」
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