とある悪魔のお話

第二章 思い出

そして、そんな日が続いたある日。

ベラは突然

「ご主人って自分のことについて話さないよね。」

と言ってきた、私は

「急に何？別に話す必要はそこまでないでしょ。」

と言った。そしたらベラは笑って

「だって気になるじゃないか、悪いかい？」

と言ったので、ため息をついて

「悪いことじゃないんだけど…
でも、ベラは言ったら聞かないじゃないか。
だから、ちょっと困るんだよ」

と、言うとベラ少しムッとして

「別に悪いことじゃないでしょ。」

と言った。
私はそれに対して

「ちょっと、いや結構頑固だから困るんだよ。
話さないとずっっとネチネチ言うでしょ？」

と言うと、ベラは笑って

「さすがご主人わかってるね。」

と言った。

私はため息をついて

「本当にいい話じゃないんだけどな。」

と言った。