第二章 思い出

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魔王様だ。 私はその頃に魔王様に魔王軍に来ないか、と誘われていた。 私はその頃どうなろうとどうでもよかった。 だからその話を承諾した。 私はまた虐められ罵られたりするのかと思っていた。でも、そんなことは無かった、こんな私でもみんなが認めてくれたのだ。私はそれが嬉しかった。その空間が好きだった。 魔王軍のみんなが大好きだったんだ。 私はこんな幸せな空間を味あわせて貰ったんだ。本当に夢のような時間だった。でも、そんな夢の空間を壊すものがいるのも知った。 私を苦しめた人族と、一部の獣人などだ。みんなはそれとたたかわないといけない。 私には力が足りなかった。それだから魔王様にお願いをしたんだ。 「私にも力を、力をください。 大切な空間は自分で守りたいんです。」 と言ってこの、氷の力を貰った。そこから私は必死に大切なものを守るために。 守れるために。 力を貰ってからはどんどん努力するだけ強くなっていった。最初は魔力を込めるものが必要だった。だから剣を使っていた。 そこから使わずとも強くなった時魔王様に「お仕事」を貰った。 何故かその時の魔王様は悲しげだった。
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