第二章 思い出

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初めての「お仕事」は簡単だった。 でも、これで魔王軍の力になれるならと頑張った。 それから私は地位を貰った。 魔王様に着く、四天王にまで登りつめた。嬉しかった。魔王軍の皆から喜ばれた。 私のことで、共感してくれるのが凄く嬉しかった。みんながいたから、居るから頑張れる。 「だから、魔王様にも、魔王軍にも感謝してる。はい、これでおしまい。」 と話終えるとベラが 「ふーん。それがご主人のお話ね。いい話じゃんか。」 と言った。 私は 「これで話はおしまい。終わりだよ。」 と言ったらベラが 「まぁ、今日のところは、これでいいや」 とニヤッとして言った。 それで 「また、ご主人のお話。聞かせてよ」 と言ったので私は 「別にいいけど、次はベラのお話を聞かせてよ。」 と言ったらベラは驚いたような表情を少しして、すぐにいつも調子で、 「もちろん。」 と言った。 そして私は 「ベラの話も期待してるよ。」 と言った。
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