第三章 悪魔と猫

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彼女の名前はキリス。 亜人の中でも珍しい狐の亜人でとても美しい顔をしていて、東の和の服装がよく似合っている。髪は長く腰くらいまでおろしている。色は茶色に近い黄金色で緑色の瞳とよく似合っている。 彼女はベラに気がついて、 「あぁー、なるほど。その猫ちゃんを拾ったのねーそれにしても、センカが猫を拾うだなんて珍しいこともあるもんだね。それにその子魔物の中でも強そー」 彼女は特別な能力があって、 相手の強さが分かる。 私はそれに対して、 「え?ベラが?」 と言うと、キリスは 「そーだよ。だって、肉体戦でもまぁまぁ強そうだけど、魔法も使えるんだもの。ま、センカには敵わないけどね。」 と言った。そして続けて 「あ、で、今日何用で来たの?もしかてそのベラちゃんが1年分の食料全部食べた?」 と言ったので私は 「分かってるじゃんか、そうだよ。」 と返すと 「へー、結構食べるんだね。じゃ、1年と言わずに10年くらい買わないと」 と言ったので 「分かったよ。10年分買う。肉多めで頼む」 と言ったらキリスは 「まいどー!」 と言って10年分の食料を用意しに行った。
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