第一章 出会い

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…あぁ、なるほど。 この森の周辺に人間が来たからか、元いたものを追い出したりするなんて…。 「可哀想に」 「少し待ってくれ、食べ物を持ってくる」 そう伝えて、食べ物を持ってこようとすると、 「ニャー!」 と言って、歩いた後ろをベッタリと着いてる。 「あぁ、大丈夫すぐに戻ってくるから。」 と言っても離れようとしない。 「困ったな」 「仕方ない、連れていくか」 と、前足だけ持ってみるとのびーとチーズのように伸びて驚いた。 「えっと、どう持てばいいんだ?」 私は前足だけを持っていたので前足と後ろ足の両方を抱き抱えてもつ事にした。 コツコツと歩きながら私は何なら猫は食べられるかと考えていた。 そんな時に 「ニャニャニャー!」 と言って降りてしまった。 降りた先には、お肉や果物、野菜まであった。 「ニャニャ?」 食べていいか聞いてるのだろうか? 「あぁ、食べてもいいよ」 そういうと猫は嬉しそうに 「ニャー」 と言って、獣肉を美味しそうに食べた。
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