第一章 出会い

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しばらくして、いつもの魔法練習場に着いた。 後ろにビッタリ付いてきたが急に立ち止まったことにベラが少し驚いて 「びっくりした、急に止まらないでよ。ぶつかるとこだったよ。」 と、少しだけ怒って言ったので、 「ん、ごめん。でも、目的地に着いたよ。」 と、言った。 私は、森に危害を加えないために、自分の周りに結界を作ろうとした。 「ベラ、危ないから結界の外に行った方がいいよ。」 と、ベラを遠ざけて私は結界を作った。 …よし、魔法練習開始だ。 私の、得意とする魔法は氷魔法と光魔法だ。 光は私が人間の頃からあり、氷魔法は魔人になった時に新たに手に入れた力だ。 とは言っても私は、なのが、この2つであって、ほかの魔法が使えない訳では無い。 が、火の魔法は苦手だ。 なので、私は練習では火の魔法を中心に練習をしている。でも、どんなに練習しても得意な2つとの差ははっきりとしていた。 …私は毎日練習をした中でひとつ分かったことがある。 火の魔法を練習すると、2つの私の得意な魔法の威力が上がる。 もしかして、火の魔法を媒体にして、得意な魔法はもっと強くなるのか? そんなことを思っていると
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