世紀末

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いつのまにかソファーで横になって眠っていた。 バンッと 玄関のドアが開く音にビックリして 私の身体は 跳ね上がった。 ふと時計をみると五時をとっくに過ぎていた。 娘は 「なんだか寒気がしてきたー」 と言うと 帰って早々にこたつにもぐる。 「手ぐらい洗いなさいよ」 と言ったが こたつ布団に丸まって 出てこない、、、。 よっぽど疲れたのかな? くらいにしか この時は 思わなかったーーーー。 これが、 人生最大の悪夢の始まりだなんて 誰も 思いもしなかっただろう……
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