月に登る一筋の煙
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月に登る一筋の煙
奇妙な花咲く 透き通るシルクのドレス 落書きだらけの四肢 綺麗な背中 蜘蛛の這う甲 顔の無いマリア 「どうして?」 と聞いたら 「信じてないから」 と笑った 「信じたいから」 の、間違えでしょ 濡羽色の髪 また風呂が壊れたって 狼の皮を被る羊の彼の人を、待っているわけじゃない そう言い聞かせながら また暁月夜に登る、一筋の細い煙を睨む
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