73人が本棚に入れています
本棚に追加
「えっ、瑠珂君も一緒のクラス?嬉しいな〜
これから一年間よろしくね〜」
「神道君だ〜♡」
「まじイケメンだよね〜。同じクラスとかめっちゃ嬉しいんだけど〜」
「き、如月君!お、同じクラスなんだね!嬉しいよ!」
「ってか五十嵐君いんじゃーん♡」
「まじ同じクラス!?うわめっちゃラッキー♪」
うん・・・めっちゃきれいにフラグ回収したね。
怖いくらいに。
ってなんでたよ!なんでよりにもよってこんなクズ四人衆と同じクラスなんだよ!
あの時か!?前のページの「そもそもあいつらと同じクラスになるのかどうかわからないし」ってやつか!?クッソ完全に油断してたー!
心の中でそう叫んだ俺は、一人無言で自分の机にゴン!と頭をぶつけた。うん、ちょっと痛い。
「はぁ〜まじさいっあくだわ・・・もういっそのこと父さんに頼ろうかな・・・」
今は入学式が終わって自分のクラスに集まっている時間だ。この後色々と説明を受ける。
保護者は体育館でそのまま説明会なので、父さんとは別れてしまった。だから今は頼ろうにも頼れない。
「ドラ◯もーん!・・・って叫んでみようかな・・・」
最初のコメントを投稿しよう!