桜の下に立つべからず
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桜は好きだった。 あのことがあるまでは。 高校の入学式。私は、一人桜の櫨木の下に立ち、上を向いて眺めていた。 すると、先輩らしき女性徒が私に言った。遠くから。 「入学式に桜の下に立つと3年間恋愛できないってジンクス知らないの?御愁傷様!」って。 そんなこと信じなかった。その時は。 でも、見事に3年間彼氏は出来なかった。桜なんて、大嫌いになった。
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