3198人が本棚に入れています
本棚に追加
『ダサ専』と言っている奴らは、相手にしない。
いつか後悔はさせてやりたいとは思うが、今じゃない。
副社長ではなく、専務という立場が曖昧でちょうど良い。幸い社長である父親は、まだまだ元気で現役だ。
実際の聖七は、この会社にはなくてはならないやり手の御曹司なのだが、気づいている者がいるのだろうか……。
そして『ダサ専』ではない、本当の姿をみんな知らず知らずに目にしているのだ。
真実はまだ闇の中……。
聖七は、想い人を手に入れるため動いてはいるが、まだはっきりとした返事は貰えていない。
早くこの手に……。
タイムリミットはあと少し……。
最初のコメントを投稿しよう!