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その後
その後色んな合併症の危険性や、手術後の記憶の混乱なども一時的にあったが、父は驚くべきスピードで回復していった。
先生からも「今は危機的状況から脱した」と診断を貰った。
皆、何かの障害を背負ったり、長く意識が戻らないのでは無いかと悲観していたので、家族や親戚達はいい意味で腰を抜かした。
約2週間後の現在、父は「早く甘いものが食べたい」とボヤきながら、そこそこ元気にリハビリに励んでいる。
でも、長期的な見方では不明な点も多いので油断は出来ない。
まだまだ始まったばかりで、これからも家族で手を取り合って行かねばなるまい。
私自身も今まで以上に家族を気遣っていかないといけないと思った。
それでも、今は素直にこの結果を喜ぼうと思う。
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