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基礎8
そこにいたのはとても地球には
存在しないような化け物がいた。
「な、なん…」
「気づかれるから大声を出してはダメだ。」
ビックリして大声を出しそうになった
男子の口を抑えて後ろに下がった。
「ご、ごめん
助かった。」
「大丈夫だよ、取り敢えずあの化け物に
気づかれないように引き返そう。
ゆっくりでいいから。」
そう言って皆が少しずつ下がっていったが…
「結局、なんだったんだあれは?
見たことない生き物だったけど…。」
「知るかよ。
考えたくもないあんな化け物の
ことなんか。」
そう言ってもうあの化け物には
気づかれては居ないそう思って
進んでいる。
しかし…。
「ミンナ、タノシソウダネ、ボクモイレテ…?」
「え?今、誰の声…?」
「クラスの中にあんな声の
やついなかったよな…?」
「じゃあ、誰が喋ったんだ…?」
聞き慣れない声が聞こえ動揺する皆。
「ワタシ、ダ…ヨ…。」
再び聞こえる声、皆が何となく
感じた予感は的中してしまう。
「きゃ〜ー!!!!」
さっき見た化け物が皆の後ろから着いてきていた。
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