そこに存在するだけで
6/6
読書設定
目次
前へ
/6ページ
次へ
時々想像する。違う世界線の自分のこと。 桜の木。 それはきっと、この世界に存在するだけで誰かのためになる。 『
桜
(
おまえ
)
』のせいで『
桜
(
おれ
)
』という存在が霞んでしまう。 何も残せない自分が惨めになる。 もしも俺の名前が『桜』じゃなかったら、お前のことも嫌いにはならなかったのかな。
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
作品をシェアする
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
次のページへ
スターで応援
265(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページ(しおり)を自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!